ミニマリストのシンです。
本記事では、ロボアドバイザー「ウェルスナビ(WealthNavi)」の手数料1%は高いのか?について解説していきます。
本記事はこんな方におすすめ
- ウェルスナビを始めようか検討している方
- ウェルスナビの手数料について詳しく知りたい方
- ロボアドバイザーについて興味がある方
【結論】
投資経験者にとっては高い。
投資初心者、時間をかけたくない人には妥当といえる。
なお、ウェルスナビは別記事で紹介しています。
投資初心者が最低限おさえるべきと考える資産運用「ロボアドバイザー」の中でも最大手の一つです。
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【投資初心者におすすめ】小額でもできる資産運用3選を紹介する【徹底解説】
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目次
手数料の計算方法について
ウェルスナビの手数料は預かり資産の年率1%かかります。
取引ごとにかかるわけでない。
現金部分を除く、年率・税別。
なお、3000万円を超える部分は0.5%(現金部分を除く、年率・税別)である。
注意
ウェルスナビが運用してくれるなかには、海外ETFがあるのですが、「海外ETFの信託報酬」は手数料1%の中には含まれておらず、別途かかります。
この信託報酬(保有コスト)が年率0.09%〜0.13%かかります。
ETFのなかで差し引かれるため、毎月の引き落としには含まれません。
計算方法
1ヶ月の手数料:預かり資産 ×1%(手数料率) ÷ 12ヶ月 ×1.1(消費税)
参考:ウェルスナビ公式サイト
10万円を運用した場合を想定すると、毎月約92円が手数料としてかかっていることがわかります。
ここにETFの信託報酬が約100円加算されるので、年約1,200円の手数料の負担が発生していることになります。
手数料の支払い時期について
ウェルスナビの手数料は、1ヶ月分の合計金額は翌月1日に引き落とされます。
※1円未満は切り捨てられる。
休日の場合は翌営業日に引き落とされます。
引き落としは、ウェルスナビの中の「現金」項目から差し引かれます。
ウェルスナビでは、以下のモノが無料でサービスを受けられます。
無料で受けられるサービス
▶︎入金:クイック入金や自動積立をすれば無料
▶︎出金:無料
▶︎売買手数料:無料
▶︎為替手数料:無料
▶︎為替スプレッド:無料
▶︎リバランス:無料
このなかでも、特にリバランスを無料でしてくれることが、投資初心者にとって一番の旨みだと思います。
知識がなくても、客観的に淡々と最適な資産配分をしてくれるので、その分の勉強時間を手数料1%で買っていると考えれば、決して高いわけではないかと思います。
手数料の長期割あり
ウェルスナビには長く運用すればするほど、手数料が割引かれる「長期割」のサービスがあります。
「長期割」は、最大0.90%(年率)まで段階的に手数料を割り引いてくれます。
割引幅は長期割判定額によって異なり、「50万円以上~200万円未満」なら0.01%、「200万円以上」なら0.02%が割り引かれます。
参考
長期割の判定は、毎月1日に実施します。1日時点で「長期割判定額」が50万円以上あると、当月から「長期割期間」を開始します。
長期割期間が開始してから6ヵ月間出金をしなければ、翌月(7ヵ月目)から手数料の割引を始めます。
割引を始めてから出金をしなければ、下限となる0.90%まで、6カ月ごとに段階的に手数料の割引を拡大します。
※公式サイトから抜粋
いかがでしたでしょうか。
本記事では、ロボアドバイザー「ウェルスナビ(WealthNavi)」の手数料1%は高いのか?について解説しました。
結論:投資初心者には妥当な金額であると考えますし、自力で資産運用できる経験者には高い金額だと考えます。
他にも、実際にウェルスナビを運用して感じたメリット・デメリットを下記記事で紹介しています。
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【徹底解説】ロボアドバイザー「ウェルスナビ」を実際に運用して感じたメリット・デメリット
続きを見る
本記事が皆さんの参考になれば幸いです。
それでは。