ミニマリストのシンです。
本記事では、ミニマリストである「しぶ」さん著書である「手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて自由になる50の方法」を読んだレビューをします。
本記事はこんな方におすすめ
- ミニマリストの参考になる書籍を探している方
- ミニマリストの生活に憧れている方
- 「手ぶらで生きる」について購入を考えている方
「僕は、なんにも持っていない」という言葉から始まります。
各章のタイトルページも余白が強調され、しぶさんのミニマルな考えが伝わってきます。
個人的には随所に散りばめられた知的な言い回しが好きです。
実際に読んでいただきたい作品なので、ざっくり紹介させていただいて、さらに詳しい内容が気になる方は、ぜひ本を手にとって読んでみてください。
目次
「手ぶらで生きる。」を読んだ感想
「手ぶらで生きる。」作者の紹介
本作品は、ミニマリストの第一人者である「しぶ」さんが書かれた本です。
幼少期は超裕福な「マキシマリスト」の家庭で育ちましたが、中学進学と同時に家庭の事情で状況が一転。
毎日お金のことばかり考える思春期になったそうです。
そんな時に、一人暮らしのためにGoogleで「冷蔵庫 なし」と検索したことから必要最小限の生活に目覚めたと語られています。
ブログを運営されているほか、「ミニマリズムの魅力を広める」を目的とした「Minimal Arts」株式会社の代表取締役でもあります。
かっこいいですよね。
「手ぶらで生きる。」の内容について
「手ぶらで生きる」は大きく6章で構成されています。
本の構成
第1章 暮らしを自由にする。
第2章 物を自由にする。
第3章 体を自由にする。
第4章 時間を自由にする。
第5章 思考を自由にする。
第6章 人間関係を自由にする。
記事冒頭でも話した通り、実際に読んでほしいので、詳しいネタバレは避けますが、各章で特に感銘を受けたことをそれぞれ紹介します。
第1章 暮らしを自由にする。
月に7万円で生活する
しぶさんは月7万円で生活しているそうです。
これは決して7万円で生活せよ。と読者に言っているわけでなく、「毎月かかる最小限のコストを把握する」ことの重要性を説明してくれています。
「いくらで生きていけるか」を知るだけで、「お金の不安」から手ぶらになれる
※本文抜粋
第2章 物を自由にする。
悩む暇があったら、さっさと買う・捨てる
「ほしい」と思ったものはさっさと手に入れてしまった方が良いとしぶさんは語っています。
ただ一方で、素早く「捨てる:手放す」ことも重要だと言っています。
つまり、早く失敗を積み重ね、トライアンドエラーを繰り返していく。
そうすることで、必要な物を見抜く目、直感力が磨かれていくとのことです。
捨てるかどうか迷うものは捨て、物のよし悪しを瞬時に見抜こう
※本文抜粋
第3章 体を自由にする。
健康がなによりの資産だと知る
最も貴重な資源は健康だ。としぶさんは語ります。
幸福な人生を送るのに健康は最低条件。
この章では、健康オタクであるしぶさんが健康に対する生活でのこだわりを解説してくれます。
健康を優先することは、時間を守ることと同義
※本文抜粋
第4章 時間を自由にする。
「物の消費=時間の消費」であると知る
洗濯機を買うことで、「洗濯」と「干す」時間がなくなり、浮いた時間をより多くの趣味・仕事に回せたとしぶさんは語っています。
洗濯機という「物」ではなく、「自由な時間」を買ったと。
例え高額な物でも、「時間の消費」と比較する重要性を問いてくれます。
「物はときなり」という認識を持ち、「無料」「高級」に惑わされない
※本文抜粋
第5章 思考を自由にする。
本当に大切な1%のために、99%をそぎ落とす
筆者も好きな将棋漫画「3月のライオン」が例えで出てきます。
物を減らすことでパフォーマンスが上がるとしぶさんは語ります。
これは、「物を減らすことで迷いがなくなり、大切なモノに集中できる」というミニマリズムの目的につながります。
ミニマルな空間が「没頭」を生み出し、一点突破で結果を出せる
※本文抜粋
第6章 人間関係を自由にする。
利益をもたらす人間としか付き合わない
「人付き合いだって利害関係だ」としぶさんは語っています。
物も人も、全ては利害関係。
自分のためにも相手のためにも、選び抜こう
※本文抜粋
【まとめ】「手ぶらで生きる。」を読んだ感想
いかがでしたでしょうか。
本記事では、筆者がオススメしたい一冊「手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて自由になる50の方法」のレビューをしました。
なぜミニマリスト的生活に目覚めたのか、その経緯も赤裸々に語ってくれており、読んでみて考えに共感できる方も多いと思います。
一日一食の食生活の中身、生活を豊かにするためなら厭わない高額投資など参考になる話ばかりです。
また、下記記事では他書籍も紹介しています。
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本記事が興味のある方の参考になれば幸いです。
それでは。