ミニマリストのシンです。
本記事では話題の「格安SIM」について、わかりやすく解説していきます。
本記事はこんな方におすすめ
- 固定費を抑えたいと考えている方
- 格安SIMについて検討している方
CM等でよく聞く言葉かと思いますが、意味をしっかり説明できる人って、そんなにいないんじゃ無いでしょうか。
そう言った疑問を持つ方々の参考になるかと思います。
「格安SIM」とは、ずばり「大手の携帯関連会社よりも低価格で利用できるインターネット・通話サービス」です。
まずは関連用語から説明させていただきます。
目次
【徹底解説】格安SIMのメリットとデメリットについて
そもそもSIMとは
まず前段階として、「SIM」の意味を知りましょう。
「SIM」、いわゆる「SIMカード」は、携帯電話会社と契約すると発行される、利用者の識別番号、電話番号といった必要な情報が詰まったICチップです。
ですので、SIMカードが無いスマホでも、Wi-fi環境下ではアプリゲームやネットは利用できます。
ただし、Wi-fiの無い場所で電話、ネットを利用すると思うとSIMカードが必要になるという仕組みなんですね。
SIMフリーとは
次に「SIMフリー」についても説明させていただきます。
こちらもよく聞く言葉ですね。
そもそも大手携帯会社のスマホは、他社のSIMカードを挿しても使用できないよう「SIMロック」という制限がかけられています。
この「SIMロック」という制限を解除することを「SIMフリー」といいます。
ですので、「SIMフリー」にしたからといって、既存のスマホが使用できなくなるわけではありません。
「SIMフリー」とは、スマホに他社のSIMカードを挿しても使用できる状態になったということなんです。
格安SIMとは
今まで説明したことをまとめると、下記の通りです。
▶︎「SIM」とは、携帯電話会社と契約すると発行される、利用者の識別番号、電話番号といった必要な情報が詰まったICチップのこと。
▶︎「SIMフリー」とは、「SIMロック」を解除し、スマホに他社のSIMカードを挿しても使用できる状態のこと。
冒頭ですでに明らかにしてしまいましたが、格安SIMは大手携帯会社と比較して格安で利用できる通話・インターネットサービスです。
この大手携帯会社というのはau、docomo、softbankの3大キャリアのことで、対して格安SIMを提供する会社を「MVNO」と呼びます。
●「MVNO」とは?
Mobile Virtual Network Operator(仮想移動体通信事業者)の略語です。
通信回線を自社で持たず、他社のインターネット・通話回線(設備)を借りてサービスを提供する事業者を指します。
MVNOは3大キャリアの設備を借りることで、設備にかかる維持管理費等のコストが削減でき、その分安くサービスを提供できるという事情があります。
今現在、3大キャリアのスマホをお使いなら、前述で説明した、「SIMロック」を解除して、「SIMフリー」の状態にし、「格安SIM」に変更することで、毎月の料金を安く抑えることができます。
格安SIMが何なのかはお分かりいただけたかと思います。
しかし、ここからはさらに踏み込んで、格安SIMのメリット・デメリットをご説明します。
格安SIMのメリット
格安SIMのメリットをまとめると、下記の通りです。
格安SIMのメリット
▶︎とにかく月々の料金が安い。
▶︎料金プランがシンプル。
とにかく月々の料金が安い。
「格安」という名前を冠するだけあって、やはり1番のメリットは月々の料金が安いことです。
私はauで、毎月3GBのプランで、約7,000円ほどの通信料金が発生していました。
しかし、格安SIMのLINEモバイルに変えたことで月々2,000円台までに抑えることができました。
料金プランがシンプル。
「格安SIM」は料金プランがシンプルなものばかりです。
電話かけ放題をつける・つけない、1月のデータ容量をいくらにするなど、自分に必要なサービスが選べるのが魅力です。
格安SIMのデメリット
格安SIMのデメリットをまとめると、下記の通りです。
格安SIMのデメリット
▶︎3大キャリアと比較すると速度が不安定。
▶︎キャリアメール、キャリア決済が使用できない。
3大キャリアと比較すると速度が不安定。
格安SIMは、3大キャリアと比較すると速度が不安定です。
筆者的には最大のデメリットだと思います。
あくまで大手キャリアの回線の一部を借りているので、混み合う時間帯は通信速度が遅くなる傾向にあります。
例)通勤・通学の時間帯(午前7時〜9時)、昼休みの時間帯(正午〜午後2時)、退勤・下校時間(午後5時〜7時)、帰宅後(午後9時〜11時)
キャリアメール、キャリア決済が使用できない。
格安SIMでは、「~@docomo.ne.jp」「~@ezweb.ne.jp」「~@softbank.ne.jp」などのキャリアのメールアドレスが使用できません。
メールを利用するなら、Yahooメール、Gmailなどのフリーメールを設定する必要があります。
また、通信料金と合わせて支払いができたキャリア決済も使用できないので、注意が必要です。
3大キャリアと比べて安い分、フォロー部分がどうしても弱点として出てくる印象です。
ただ、格安SIMも年々、内容が改善されてきていますので、
今後も変化を注視していく必要があるかと思います。
【まとめ】格安SIMのメリットとデメリットについて
いかがでしたでしょうか。
本記事では、「格安SIM」とは何なのか?に着目して簡単に説明させていただきました。
通信速度が遅いことが「格安SIM」のデメリットかと思いますが、外でもWi-fi環境が整備されているところが増えてきているので、そこまで不便ではないと思っています。
私自身は、auからLINEモバイルに変更しましたが、月々の通信料金が安くなり、その分自己投資の費用に充てられるので大変満足しています。
本記事が「格安SIM」にしようとしている方のご参考になれば幸いです。
それでは。